自由診療に限らず保険診療でも、お口元の美を大切にします

歯科医師として力を入れて学んできたことは、審美的な治療です。自由診療で白い材料を使うことだけとは限りません。例えば、コンポジットレジンという白いプラスチックは保険適用で使えるので、銀歯にしたくない方には可能な限りそちらを使います。

率直に言って、私も自分だったらやはり銀歯の見た目は不自然だと思うからです。患者さまのご希望を踏まえつつ、自然で美しいお口元を目指します。

説明やカウンセリングでは、患者さまのご希望を尊重

私も歯科衛生士もご説明やカウンセリングをいたしますが、共通して気を付けているのは、こちらが良いと思うものを押しつけないようにすることです。治療方法はいくつかの選択肢をご用意し、患者さまに決めていただきます。よりステップアップするプランとして自由診療もご提案しますが、保険診療を否定することはありません。

例えば、歯を失った患者さまの場合、まずは保険診療で入れ歯を作ってみるというのも1案です。そのまま使い続けてくださっても結構ですし、その入れ歯に対するご不満内容に応じて、目立ちにくい入れ歯やインプラントもご提案することができます。最初から自由診療を選ぶより、結果的に費用を抑えてご自分に合った治療を受けていただけるかと思います。

歯科嫌いのお子さまには、器具で遊びながら慣れてもらうことも

歯科で怖い思いをしたことがあるお子さまでしたら特に、治療を嫌がることは珍しくありません。治療を受けられるようにするには、慣れてもらうことに尽きます。診療チェアに座ることすら怖いお子さまでしたら、まずは座るだけという日があってもいいと思います。歯を削ることに抵抗がある場合は、器具や機械を使って遊びながら慣れてもらうことも可能です。

親御さまには、お子さまが慣れるまで何度もお連れになることをお願いします。手間に思われるかもしれませんがずっと続くわけではなく、いずれはお子さまが慣れる日は来ますので、一緒にがんばりましょう。

頼もしいスタッフたちが、当院の雰囲気作りに一役買っています

私が自慢に思っていることの一つが、スタッフに恵まれていることです。患者さまへのご説明は私だけでなくスタッフからもしっかりとお伝えしますし、アドバイスは一度に多くのことを言わないよう相手のことを考えながら話してくれています。歯科衛生士はそれぞれ得意分野が異なり、お子さまと接することに慣れている者や、お口のお掃除を工夫して呼びかけてくれている者がいます。

彼女たちが当院の雰囲気を形作っていると言っても過言ではありません。

スタッフに会うのを楽しみにしてもらえる歯科医院が目標

今後は、当院を今まで以上に気軽に来てもらえる歯科医院にしていきたいです。「あのスタッフにまた会って話したい」と来院を楽しみにしてもらえるような医院にすることを目指しています。